くぎかいのおはなし
くぎかいのしくみ
- 議員(ぎいん)
区民は、4年に1度のせんきょで、自分たちの代表として、34人の議員をえらびます。 - 議長(ぎちょう)・副議長(ふくぎちょう)
議員の中から議長と副議長をえらびます。
議長は、議会のリーダーとして会議を進め、議会を代表します。
副議長は、議長がいないときに、代わりに議長の仕事をします。 - 本会議(ほんかいぎ)・委員会(いいんかい)
本会議は、議員全員が議場に集まって、議会の考えを決める大事な会議です。
年4回(2、6、9、11月)開きます。
委員会は、グループ(8~9人)にわかれて議題をくわしく話し合うための会議です。
みなさんとしぶやくぎかい
- 地方自治(ちほうじち)
- Sくん 地方自治ってなぁに?
- パパ たとえば、渋谷区のことは渋谷区民が自分たちで話し合い、考え、決めていくということなんだ。
- Sくん でも、渋谷区って22万人以上も住んでいるんでしょう。そんなに大ぜいの人がどうやって話し合いをするの?
- パパ みんなで集まって話し合うのは、むりだね。
だから、話し合いをする場として議会をつくり、代表として議員をえらぶんだ。
そして、議員が議会に出席をしていろいろな問題を話し合い、どうしたらよいかを決めていくんだ。 - Sくん 議会って、みんなの代表が集まって、みんなの考えを決めるところなんだね。
- パパ そのことを「議決」というんだよ。議会で決まったら、仕事を進める人はまたべつにいるんだよ。
それは区長といって、みんなが直接せんきょでえらぶんだ。 - ママ つまり、議会は決める人、区長はそのことを実行する人、ということなのね。
- くぎかいの主なしごと
- 区の決まりをつくったり、あらためたりします。
- 区のお金(ぜい金)の使い方を決め、使われ方が正しいかどうかしらべます。
- 区の仕事が正しく行われているかどうか、たしかめます。
- 区民の意見を聞いて、その意見が区民のためによい意見かどうか、話し合います。
- 区民の意見を国や東京都へつたえます。
- くちょう(くやくしょ)のしごと
- 学校や保育園など子どもたちがすこやかに育つための環境をつくります。
- 図書館や公園など生活をゆたかにするしせつをつくります。
- おとしよりや体の不自由な人が、くらしやすいよう手助けをします。
- 住んでいる人たちと力を合わせ、みんなが住みよい町をつくります。
- 仕事をするためのお金(ぜい金)を集めます。