北朝鮮のミサイル発射に抗議する声明

 北朝鮮は、昨日12月12日、「人工衛星」と称する事実上の弾道ミサイルを発射した。
 北朝鮮は、本年4月にも沖縄県先島諸島上空を飛行予定ルートとする、弾道ミサイルの発射を行っている。
 我が国をはじめ、アメリカ・韓国などの各国や国連などの国際機関が声明等を通し、北朝鮮のミサイル発射計画を批判、自制を求めていた。
 今回、北朝鮮が、我が国を含む関係各国による事前の警告を無視し、ミサイル発射を強行したことは、我が国の安全保障や北東アジアの平和と安定を脅かすばかりでなく、国連安全保障理事会決議や核問題に関する6カ国協議の共同声明とも相容れない国際社会へのあきらかな挑戦であり、断じて容認することはできない。
 ここに「平和・国際都市」を標榜する渋谷区の議会として、北朝鮮による、たび重なるミサイル発射に、あらためて厳重に抗議するとともに、政府に対し、北朝鮮がこのような危険な行為を繰り返さないよう、更なる外交的努力を行うことを強く求めるものである。

平成24年12月13日

渋谷区議会議長  前田 和茂
渋谷区議会副議長  栗谷 順彦
渋谷区議会自由民主党議員団幹事長  丸山 高司
渋谷区議会公明党幹事長  植野 修
日本共産党渋谷区議会議員団幹事長  菅野 茂
民主党渋谷区議団幹事長  浜田 浩樹
無所属クラブ幹事長  薬丸 義人