パレスチナ・ガザ地区における人道的停戦を求める決議

 10月7日にはじまったハマスによる無差別攻撃に対するイスラエルの大規模攻撃により、パレスチナ・ガザ地区は人命が深刻な危機にさらされ、市街地に甚大な被害をもたらしている。ガザ地区ではすでに1万5千人以上が犠牲となり、その7割が女性と子どもだと伝えられている。
 国連では、10月27日国連総会緊急特別会合での「人道的停戦」を求める決議に続いて、11月16日には安全保障理事会で「人道目的での戦闘休止」を求める決議が採択された。11月24日から双方の人質解放を条件に休戦が実施されたが、再びイスラエルの大規模攻撃が始まっている。これ以上の犠牲と被害の拡大は絶対に避けなければならない。
 よって、渋谷区議会は、休戦を持続的な停戦とし人質を即時解放すること、国際法・国際人道法を順守し人命を守るとともに、支援物資の供給を通じて人道状況を改善することを、日本政府をはじめとする国際社会が一致して努力することを強く求める。
 以上、決議する。

令和5年12月12日

渋谷区議会